鈴木祐のヤバい集中力で仕事の仕方を変える

鈴木祐のヤバい集中力で仕事の仕方を変える

パレオな男で有名な鈴木祐さんの「ヤバい集中力」。これもブログ同様、エビデンスに基づいたもので信頼性が高いもの。どうやって集中力を持続させてハイパフォーマンスを維持し続けるかについてまとめていきます。

集中力とは?

  • 集中の持続力
  • モチベーションの管理能力

集中力とはそもそも何か?というのを考えたときに上記二つが主な要素になります。モチベーションを管理し、集中する機会をふやすモチベーション管理能力、もう一つがその集中状態を持続させる集中の持続力。

ただ集中の持続力は成人の限界はたったの20分で実はここを伸ばすのは難しいです。つまりモチベーションの管理能力こそが集中力の差になります。

人間の脳には獣と調教師がいる

人間の脳には獣(本能)と調教師(理性)がある。これが絶えず争って判断しているのだが本能は並行処理ができるのに対して理性は直列の処理しかできない。そのためいろんなこと、欲望に並列で気になる本能を直列でしかものを考えられない理性で制するにはやり方を考えなければいけない。

集中力をあげる飲み物

集中力をあげる飲み物、ドラッグはいろいろ研究されているが今のところカフェインに勝てるものは見つかっていない。飲み方に関しては研究が進んでおり、

  • 起きて90分以内に飲むと一気に起きてしまうのでよくない
  • 150-200mgのカフェインを摂取すると集中力が高まる。逆に400mg以上はあまり効果がなく、副作用の方が大きい。
  • テアニンと飲むと効果が高くなる。
  • テアニンは50-200mgでリラックス効果を得れる。

本能を味方につけるための報酬

本能は報酬につられてパフォーマンスを発揮する単純なやつです。ゲームはこの報酬の設計がうまくできています。いい報酬設計は

  • あともうちょっとでできていたの演出
  • 小さな達成感を味合わせる

がうまくいっていて逆に下記がない

  • 不毛なタスク
  • 難易度の設定が適切

集中状態にすぐに入るためのルーティン

動作、ルーティンを決めてその動作をしたら集中するというのを作ると集中状態を作りやすくなります。これはスポーツ選手などがよく行っていることです。

週4回2ヶ月続ければルーティンは身に付く

行動の難しさ、ストレスの強さによりますが大抵の動作は週4回3ヶ月続ければ習慣になる。

場所を切り替える

リアルであったら場所、デジタルであったらフォルダやアカウントを切り替えることで頭をスイッチする。

タスクは簡単なものから始める

報酬の部分でも説明しましたが人間の脳は小さな達成感でモチベが上がります。簡単なものから行い、小さな達成感を積み上げることでモチベをあげることができます。

自分を主人公に見立ててストーリーを作る

他の自己啓発本にもよくありますがストーリーを考え、自分をその中の主人公と見立てることでモチベやパフォーマンスが上がります。もちろんそれはいいストーリーで今困難にぶち当たっているがこの後復活していくというストーリーを描きそれまで何をやるのかをちゃんと順序立ててイメージして行っていくことが大切。

自己を見る

集中力を管理する、つまり自己を管理するためには自分を客観視しないといけません。