【読書感想】ワーク・シフトを読んで副業がやはりくるなと思った
- 2020.02.09
- 俺の書評(ビジネス書、副業ノウハウ本のレビュー)
ワーク・シフトを読み直してまさしく副業でやろうとしていたことの背中をおしてくれた感じがしたのでまとめてみた。今後テクノロジーの発達で個人が事業をしやすくなった世界で副業で個人が会社の外で事業を行うのは時代の流れなんだろうなと。
働き方に影響を与えるもの
いくつか働き方に影響を与える要因が書かれているがその中で面白かったのは
- IT技術であらゆるツールが安価になる(クラウドになることで)
- 都市部に人口が集中し、移住する人が増える。結果核家族が増える
- 燃料の値段が上がり、移動コストが高くなる(リモートの推奨)
あたり。1番目はすごく肌で感じる。個人で仕事をしていても経理はクラウドツールで安価に使えるし、ECやチケットも安価に作ることができる。今まで数十万かかっていたものが数千円でできるようになると起業のハードルは下がる。
将来起こり得るマイナス面
- 時間に追われ続ける
- 孤独な人が増える
まずは将来起こり得るマイナス面だが、面白かったのは上記2点。詳しくまとめていく。
繋がりすぎる世界の弊害
インターネットによって繋がりすぎるせいで常に仕事ができるようになった。この事によって起こるマイナス面は下記で
- 集中してものごとをできなくなる
- 振り返りする時間がなくなる
これを防ぐためにはそもそもそこまで忙しくする必要があるのかを考えないといけない。無駄に詰め込みすぎないで必要なものだけ腰を据えて行う必要がある。
リモートによる気軽なコミュニケーションの減少
これは僕自身感じ始めているかも。リモートはたしかに便利なんだけどやはり同じ職場にいるからこそ生まれるコミュニケーションもある。そういうちょっとした会話が実は楽しかったりする。
都市部への移住
人口が減っていくと地方に仕事がなくなり、都市部に移住するようになる。そうなるとまたさらに地方に人がいなくなり。。。という悪循環がまわり人口の一極集中が起こる。
将来起こり得るプラス面
もちろんプラス面もあってそれが下記二点
- コ・クリエーションが加速する
- ミニ起業家の台頭
コ・クリエーションが加速する
インターネットで皆がつながることでいろんなコミュニティ、スキルを持つ人間が交流できるようになり新しいものができやすくなる。
ミニ起業家の台頭
あらゆるもののコストが低くなり、個人、小規模でも事業が始められるようになる。
プラス面を活かすための仕事の仕方
マイナス面、プラス面について語ったがプラス面を活かすためにどうしていくべきかについて。
ゼネラリストが重要でなくなるは違和感
ワーク・シフトでは浅く広く知識をもっているゼネラリストの重要性が低くなり、連続的に深い知識をもつ人間の重要性が高くなると書いていました。ここは若干違和感あって様々なことが簡単にhowの部分はできるようになっている今逆では?と思っていました。(例えばサイトの知識がなくても今はECを開くことができます)これは専門的というのがhowを叶える知識なのか、業界などへの専門性なのかで違うなと思いました。
例えばオンライン広告について詳しい専門性とまだオンライン広告にそこまでシフトしていない士業などの業界への専門性、両方もつとオンラインでの士業相談など新しい事業をできるかもしれません。なにかのhowを叶える専門性は旬が過ぎているものだとどんどん価値が下がっていく気がします。例えばもうサイト制作はそこまで旬な技術ではないでしょう。
人脈形成
専門性をまたぐのにはコ・クリエーションにも関わっていて業界ごとで断絶しているところを両方しる人間がでることで新しい事業が起こる可能性があります。最初はそれぞれ別に事業をしていてもだんだん両方で人脈ができ、つながっていくのです。
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