【読書感想】中田敦彦の独学の教科書

オリラジのあっちゃんの独学の教科書の読書レビュー。この本はyoutubeで教育系コンテンツを提供するためにあっちゃんがどうやって勉強しているのかをまとめたもの。

勉強のやり方と歴史などの教科ごとにコツを載せている。正直歴史や文学など社会人にはあまり関係ないジャンルもあるが考え方は参考になる。

結構プレゼンなどのアウトプットを意識しながら勉強するなどDaiGoさんの勉強方法と通じるところがある。

この動画でもその勉強方法について述べられているので必見。

なぜオリラジあっちゃんが教育系youtuberをやったのか？

この本ではなぜyoutubeで教育系コンテンツをやりはじめたかの戦略部分についても書かれています。結構こっちも面白くてテレビが20-30代から50代にどんどん高年齢化していく中で20-30代向けのテレビの教育コンテンツってないみたいです。しくじり先生は僕たち20-30代ではかなり人気だったのにテレビ番組全体の数字では突出しなかったらしい。その経験から若い人向けにやればテレビに勝てると考えたらしい。

またたいてい教育コンテンツというとその業界の専門家が来て難しいことをいうのが多く、そこまで到達できている人が少ないためにそのコンテンツの面白さをしれない場合が多い。これを救うのは逆に専門家ではない人間がつなぎをやったほうがいいというのも面白かった。

学習の仕方

• 本を書店で選ぶ
• １冊を軸にする。その１冊は漫画とかでもいい。とにかくハードルを低くする

これは動画でも言っていたが実はかなり漫画を使うらしく、最初の導入を低くすることをこの本でも主張している。最初に簡単なもので目次を作り、それに沿って肉付けしていく。

歴史から学ぶと文学や政治も面白い

この本では歴史、文学、政治など教科ごとに勉強のコツを教えていて正直この教科ごとのコツはまあどうでもいいなあと言う感じなんだが歴史を勉強すると他の教科の流れもわかるというのは面白かった。